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2010年5月19日 (水)

最近読んだ本リスト後編

N昨日の続きです。

湊かなえの「告白」は以前に紹介しました。
映画化されるということで文庫は売れているようですね。

今、私が読んでいるのが湊かなえの新刊「Nのために」。

まだ途中なのですが、なかなか面白い。
登場人物それぞれの語りによって物語が進んでいくのは「告発」「贖罪」と同じパターンだけど、どんな風に展開されるのか楽しみにしています。

Photo 少し前に「少女」も読みました。

主人公は親友である女子高校生二人。
転入生が語った「友だちの自殺」の話から「人の死」に興味を持つ二人。

夏休みを利用してそれぞれ「死」に近づける場所へ向かう。
別々に体験する出来事。二人の少女が交互に語りながら話は進み、やがて運命の糸のように二人はつながっていく。。。

同年代の娘を持つ私はとても面白いと思いました。
親友にさえ、いえ親友だから知られたくない気持ち、考え、秘密…。

携帯やパソコンといったアイテムこそ違うものの、高校生の頃を思い出しました。
結末は思っていた以上に清清しく、読後感もよかったです。

「Nのために」も「少女」も文庫化はまだまだ先になりそうだったので、図書館で予約して借りました。
大きな図書館では「告発」人気の影響で予約数が何十人も…地元の図書館で検索したら1人待ちぐらいで借りられてラッキー。

今はネットで検索、予約ができるのでとっても便利。
これからもっと図書館利用しようと思っています。

Photo_2 東野圭吾も何冊か読みました。

「さまよう刃」は娘を殺された父親が、犯人たちへの復讐に走るという話なのですが、ここでもまた犯人が未成年というのがポイント。

法では裁ききれない少年犯罪とやりきれない遺族…現実社会でも起きている問題がそのまま小説に。

親である私にはとっても考えさせられ、胸が締め付けられるような1冊でした。

Photo_3 「赤い指」もやはり少年犯罪がテーマ。

こちらは殺人を犯してしまった息子をかばおうとする家族の話。
これもまたせつない…。

ネタばれになるのでこれ以上書き込みませんが、色んな意味で考えさせられた重いお話でした。


Photo_4 「時生」は友だちから借りて読みました。

余命わずかな息子とタイムスリップがキーワード。
同じ東野圭吾の「秘密」に似た、ちょっとファンタジックなお話。

好きなタイプのお話でした。

他にも「宿命」「探偵物語」など数冊を読みましたが、どれも読みやすく面白い。。。でも東野圭吾の作品は読みきれないくらいいっぱい出ているので、どれを読んだか忘れてしまう。。。

そーえば最近はあまり読んでいないけど赤川次郎もそうだよなぁ~。

Photo_6 少し前ですが、実家に行ったときに父親が読み終えたという松本清張の「ゼロの焦点」が置いてあったので借りてきました。

松本清張は「砂の器」「鬼畜」と言った名作は映画で見たので知っていますが、ちゃんとと小説を読んだことがなかったと気づきました。

「ゼロの焦点」は映画化されたこともあり、本屋でも松本清張コーナーが設置されていました。

さすがにミステリー界の巨匠。
とても面白かったのですが、時代背景が戦後まもない頃で、その風景や街並みがうまく自分で想像できず少しつらかったです。

「砂の器」もそうですが、松本清張の作品は日本の四季がよく取り入れられていてそれがまた映像化されると素晴らしいのですが、本では自分の想像力が必要とされるので、見える景色に限界があるのです。。。

この話も鈍行列車、駅のホーム、北陸の冬といった描写が多くちょっとお手上げ。
美しい雪国の景色は、広末涼子主演の映画をDVDで見ようと思っています。

Photo_7 最後に紹介したいのが柴田よしきの「ふたたびの虹」。

裏社会を描いたハードなミステリー、ファンタジー、ホラーもあるし恋愛モノも豊富。猫が主人公の人気シリーズもあるし、新宿で未認可の保育園を経営する探偵のシリーズも好調。。。

とにかく色々なタイプの作品を書く好きな作家のひとり、柴田よしき。

最近読んだ彼女の作品でイチオシなのがこの本。

東京・丸の内の小料理屋「ばんざい屋」。おかみ一人でやっている小さな店に訪れる人たちのお話が短編としていくつか入っています。

そのひとつひとつがどれも面白いのですが、それ以上に「ばんざい屋」で出されるおかみの手料理が素敵。四季折々、季節にあわせた素材を使った素朴な料理、その料理にあわせて選ぶ大皿。

読んでいて、ふぅ~っとうっとりしてしまう場面も…。
短編集とはいえ、微妙に話はつながっていてこれがまた面白い。
最近、第2弾が新書で出たらしいので、そちらも早く読んでみたいとワクワクしています。

他にもこれから読もうと思っているのは、宮部みゆきの新作「小暮写真館」…先日本屋で実物を見てその厚さにビックリ。
でも読み応えがあって今から楽しみ…。

友だちが絶賛している「食堂かたつむり」は近々文庫を購入する予定。
重松清の新刊「十字架」も気になるなぁ~。

ほとんど小説を読まないダンナさまが読んだ村上春樹の「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」も家にあるので読んでみよう…。

はぁ~こうして書いて見ると、結構読んでいるようだけど、読んでみたい作品や作家がいっぱい。もっと時間がほしい~。










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