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2010年12月 7日 (火)

トイレの神様

Photo最近読んだ本の紹介。

「トイレの神様」という曲を知っていますか?
一時期ラジオでよく流れていたのですが、10分近くもある長い曲で、シンガーソングライターの植村花菜さんが自身の体験を歌にしたものだそうです。

タイトルだけ聞くと「なんじゃコレ?」って感じですが、花菜さんのおばあちゃんとの思い出を綴った歌なのです。

私自身は核家族だったので、おばあちゃんと一緒に暮らした思い出はありませんが、我が家の娘たちは二人とも思いっきりおばあちゃん子です。

たぶん、同居している家の中でも、とびきりのおばあちゃん子だと思います。

小さい時から仕事にすぐ復帰した私よりもおばあちゃんと過ごしている時間が長いし娘たちの好きなこと、好きなものをわかっていてくれているので、おばあちゃん子になるのは当然のことだと思います。。。

ある日、本屋でかけた「トイレの神様」。
作者はもちろん歌を作った植村花菜さん。
初めてお顔を拝見したのですが、とっても美人さんです。

この本には一風変わった花菜さんの家族と生い立ち、おばあちゃんとの思い出、そしてシンガーソングライターになって活躍するまでの様々なエピソードが綴られています。

すごく劇的だとか、すごい悲劇を乗り越えてきたとか、そんなお話ではありませんが、読んでいると自分の小さい頃や思春期の頃の気持ち、親元を離れてからのことなどをぼんやり思い出しました。

娘たちが自立したらぜひ読んで欲しい一冊。
今はまだ無理でしょうが、いつか彼女たちも花菜さんのように、自分を支えてくれているものの大きさに気づいてくれればいいなぁ~と思います。

Photo_2
このブログでも何度も紹介している私の好きな作家のひとり、柴田よしきの文庫「激流」上下巻を先週末に購入しました。

ストーリーは20年前の不可解な出来事から始まります。
修学旅行先の京都でグループ行動をしていた中学3年生の7人。たまたま同じ班になり、計画を立てて観光地をバスで移動していた途中で、その中の一人冬葉が忽然と姿を消してしまいます。

自らバスを降りたと思われる冬葉はその後、宿に戻ることはなく、行方不明のまま時は流れ同級生たちは35歳に。

それぞれの別々の人生を過ごす6人に、突然、冬葉からメールが送られてきます。「わたしを憶えていますか?……冬葉」
このメールをきっかけに再会する同級生たち。誰が何のために20年前の出来事を突きつけてくるのか…。

謎解きミステリーの要素を含んでいますが、残された6人の20年間、そして今の仕事や生活、環境、それぞれが抱える問題や悩みなどを描写しつつ、中学時代の記憶や気持ちを交差させながら物語が進みます。

冬葉はなぜ姿を消したのか?どこに行ってしまったのか?という点はもちろん気になりますが、一見関係なさそうな不可解な事件が起きたり、それぞれの知られたくない過去や秘密が明らかになっていくなど、とにかく先が気になってどんどん読み進んでしまう作品です。

文庫で上下巻、900ページと読みごたえのある長さですが、気がついたら1週間かからず読み終えていました。

オススメです。

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コメント

私もトイレの神様初めて聞いた時は号泣でした。
今も泣きます。おばあちゃん子だったからね〜

おススメのブログも読みました。
色々考えちゃいました。
我が家ではさっきつまんない兄弟喧嘩でお父さんがおこって、
三男はげんこつ、二男は裏拳でビンタもらったとこです…

殴るようなことじゃないのにね〜。

母ころりんさま

作者の植村花奈さんのお母さんがとっても変わった方だったようで
(というか愛情表現が下手なひと)、
例のブログの母親にも似たところがあるの。

今の母親って「かわいい、かわいい、ギュー」っていつでもどこでも
子どもに愛情表現するけど、
私たちが子どもの頃はそんな親、ほとんどいなかったと思う。
そういう意味では、今の子どもたちは「愛情」になれてしまって、
ちょっと背かれてしまうとココロが不安定になってしまいやすいのかも。
そんな事考えてしまいました。

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