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2011年11月

2011年11月30日 (水)

ブヒだらけ

111128013 次女の撮影したJILL。

ミニーちゃんのサングラス、カチューシャ、リボン…どれもよくお似合い。




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されるがままのJILL姫。

こーしていると女の子っぽいじゃん。




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ずいぶん前に購入したマウスパッド。

JILLのパピーの頃によく似ているの。




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長女が学校で使うひざ掛けが欲しいというので、探していたら見つけたフレブル柄のひざ掛け。

画面ではグレーっぽく見えるけど、水色のフワフワ素材。

思わず即購入。

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色んなポーズのフレブルちゃん。

あっレニーもいたよ。




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JILLも発見。

亀田のアピタ、2Fの小物屋さんにて発見。
あと数枚置いてありました。。。

運転用にもう1枚、買ってこようかなぁ~。


2011年11月29日 (火)

週末のこと

111128008 わりと暖かい週末でした。

土曜の午前中はJILLとレニーとパパちゃんといつもの公園へお散歩。

落ち葉が散りまくり。。。まもなく冬がやってくる~。

多少寒くても、足元が濡れていても、お散歩大好きな2匹。

JILLは家にいるとまったり寝てばかりいるのに、外に出ると水を得た魚のように走りまくります。
111128006 若さではレニーに負けているけど、マジにダッシュするとJILLの方が早いかも…。

夕方、JILLの肌の調子が悪いので再度病院へ。

ダンナさまは長女のお迎え、次女は家でまったりしていたいと、私一人で連れていきました。

JILLだけ連れていくつもりが、玄関開けたらレニーが先に出てきて、車の前で「ドアあけて~」と待っている。。。

仕方ないので2匹連れて病院へ。。。

待合室でJILLはやたらと他の飼い主さんに愛想ふりまくし、診察に関係ないレニーは診察室でビビッているし…。
まぁ、基本的に暴れたりしないのでいつも助かりますが。

JILLの皮膚はあちこち抜け毛でハゲになっています。
今回は飲み薬を変えてみましたが、4日たった今もまったく効果ナシ。

今日はシャンプーもしてあげたんだけど…何かいい方法あるかなぁ~!?

111128037 日曜は晴天。

こんな日にスポーツ公園でも連れていってあげたかったのですが、午前中は次女の中学の制服の仮採寸。

セーラー服姿…可愛かった。。。
長女の同じ頃より一回り以上小さくてやせっぽちの次女、でも制服着ると中学生っぽく見えるから不思議。

午後から県民会館で「新潟文化祭」のひとつ、洋舞踊協会の合同発表会がありました。

毎年この時期に開催されるのですが、県内で協会に所属しているバレエやダンス教室が半分ずつ参加。
今年は次女の教室が出演の番で、次女の出番は1曲でしたが大ホールでのステージはなかなか経験できないのでよかったです。。。

今回は私も客席でゆっくり鑑賞。
最初から最後まで見ていたのですが、どのステージも上手くて華やかで…バレエだけでなく、モダンダンスや創作ダンスなどもあって、結構楽しめました。

次女の出番にはダンナさまとおばあちゃんも応援にきてくれて、3人で大きなステージで踊る次女を見てきました。

111128023 今回は1曲だけの出演だったので、お花はいらなーいということで、代わりにがんばった次女におばあちゃんがこのキティちゃんをプレゼント。

次女りリクエストなのですが。キティちゃんの頭の部分に小さな湯たんぽを入れて使う、特大スリッパです。

勉強するときやソファでテレビ見るときに使うらしい…。これが結構温かくていい気持ちなのですよ。

今年は暖房に代わる消エネグッズがたくさん店頭に並んでいますが、コレもアイデア商品のひとつですね。

2011年11月24日 (木)

昨日のこと

111123002 秋晴れの1日だった23日祝日。

午前中にのーんびりJILL&レニーとお散歩。

空が澄みきっていて、遠くの山々までキレイに見えていました。
(カメラを持たず出たので、残念ながら映像ナシ)

昨日はおばあちゃんがお出かけだったので、珍しく私が夕食当番。
(なんつー嫁だっつうの…)

おばあちゃんが育てた野菜アレコレを持ってきたのですが、その中にこんなに可愛いニンジンを発見。

切ってしまう前に思わず撮影。。。

111123010 日中、リビングに太陽がいっぱい差し込み、夜になっても部屋はポカポカ。

JILLはいつものように勝手に2階にあがってきて、座椅子の上でくつろぎポーズ。

大好きな父ちゃんの側で幸せそう~。

その頃レニーは下のリビングでおばあちゃんにベッタリ。

貴重な晴れ間の気持ちのいい1日でした。

今日は一転して暴風雨でメチャ寒い~。あー嫌な冬がやってくる~。。。

2011年11月20日 (日)

アリエッティの気分

111120027 BanZorroママさんを誘って、次女とダンナさまと「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」を見てきました。

すごくリアルに作られた小人の世界。
映画で見たアリエッティの部屋やリビング、お父さんの仕事場、そして草木の茂る外の世界をそのまま再現。

角砂糖やマチ針の剣、髪留めの洗濯ばさみなど、印象に残っている小物たちもたくさんありました。

111120004 この展覧会、1月半ばまでと期間が長いものの、さすがに人気で駐車場に入るにも長蛇の列。

入場は区切りながら入れていたので、押し合うほどの混雑はなかったですが、やはりもっとゆっくり見たかったなぁ~。

前半のリアルに再現されたアリエッティの世界はもちろんステキでしたが、様々な映画の美術監督を務めた種田氏のこれまでの作品の紹介パネルや様々な資料は見ごたえがあってとても面白かった。。。

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『THE 有頂天ホテル  』『フラガール 』『ザ・マジックアワー』そして次女が大好きな『ステキな金縛り』といった、なじみの映画のセットやラフデッサン、模型などはすごくよかった~。

ただ、次女はそーいうのはとばしてドンドン進んでいってしまったので、ゆっくり見れなかったのが残念。

種田氏のインタビュー映像も途中で断念したし…。

今日は長女が一緒に来れなかったので、冬休みに入ったら平日にゆっくりまた見に来たいと思います。。。

111120007展示会場では撮影禁止ですが、出口付近に撮影用パネルと大きな靴が用意されていて、順番に撮影していました。

「並ぶのいやだ~」と次女はパスしましたけど…。

しかし映画の世界って本当に様々な役割があって楽しそう~。
長女がどんな感想を持つか今から楽しみです。。。

で、帰りにBanZorro家におじゃましてきました。

111120020 大歓迎のBanchoo&Zorro。

相変わらず可愛いやつらです。
次女がZorroを抱っこすると、顔の大きさ同じくらいに…。

あっちに、こっちに愛想ふりまくZorroったら、本当にお調子もので最高~。

大人のBanchooはそんなにはしゃがないけど、時々すりすり寄ってくるから可愛い~。

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帰りが予定よりも遅くなって、あまりゆっくりできなかったけど、2匹にも会えてとっても楽しい時間を過ごしました。

BanZorroママさま、今日も最初から最後まで次女の相手をありがとう。

すっかりBanZorroママさまとマブダチ気分でいる次女ですが、これからもよろしく~です。。。






2011年11月19日 (土)

読書の秋 その5

Photo 今年の秋は文庫読みまくりです。

有川浩の自衛隊3部作のラスト「海の底」を読みました。

「塩の街」「空の中」それぞれに違う面白さがありましたが、今回は設定がすごくよかった。

突然変異で巨大化したザリガニに似た海洋生物が横須賀基地に上陸。
次々と人間を襲うという非現実的だけど、ショッキングな場面から物語は始まります。

桜祭りで開放されていた基地には、多くの民間人が。
逃げ遅れた子どもたち数名が海上自衛隊の隊員2名とともに潜水艦『きりしお』に立てこもることに…。

陸上ではザリガニたちを阻止するべく、警察と機動隊が出動。
簡単には自衛隊は出動できず、潜水艦の子どもたちの救出にはなかなかたどりつけない…。
自衛隊を出動させるための駆け引き、米軍の動き…政治的な背景を伺わせながらの戦略とザリガニ博士とのやりとりが面白い。

一方、潜水艦の中では様々な事情を持つ子どもたちの相手に苦戦する自衛官。
子どもゆえのわがまま、身勝手さ、力関係、それぞれの家庭事情。

数日の不便な経験が子どもたちそれぞれを成長させ、変わっていく様子がすごくリアルに描かれていてドラマ化して欲しいくらい。
ラストも読み終えてしまうのが惜しいくらいよかったです。

32432268 「海の底」の解説を読んでいたら、「空の中」「海の底」の登場人物(カップル)の番外編がこの「クジラの彼」に書かれていると知り、すぐ本屋で購入しました。

出張中、新幹線と移動の電車で読み終えてしまったのですが、コレも面白かった~。

6つの短編集なのですが、いずれも自衛官の恋愛物語。
彼が自衛官、自衛官同士、彼女が飛行機乗り。
それぞれ普通では考えられない障害がある恋愛。

そしてどれも女性が強くてステキ。
有川浩作品に登場する女性は、ドジでも、意地っ張りでも、芯があって強くて優しい。

さて次は「図書館戦争シリーズ」に取り掛かりますか。

2011年11月17日 (木)

出張

1111172 1年ぶりに1泊2日で東京へ出張。

ダンナさまも出張中で、娘たちの送迎や食事はおばあちゃんにお願いして行ってきました。

今回は初日に千葉行って、午後から銀座へGO。
大きなクリスマスツリーだけ写真撮ってきました。

まだ明るい時間だったので、イマイチ雰囲気出ていませんが、観光スポットにもなっているツリーだけあって、大勢カメラや写メ撮っていました。。。

夕方、同僚と別れてからモザイク銀座にある「マザーハウス」のショップに行ってみました。

可愛らしい店員さんはとても気さくで、色々とおしゃべりさせてもらい、気になっていたバックの実物を見て満足。
本当は欲しかったけど、今回はガマン、ガマン。

この日は新宿泊まり。
今回は誰とも約束していなかったので、ひとりで夜の新宿ブラブラ。

事前にリサーチしておいたブライスの専門店で娘たちへのお土産買って、紀伊国屋書店で立ち読みして、自然食のお店でおひとり様の夕食。
女性のひとり客が多くて少し驚きました。

新宿は久しぶりだったのですが、相変わらず平日の夜だというのに人、人、人。
1日歩いてさすがに疲れて、早めにホテルに戻って貴重なひとり時間をのんびり読書して過ごしました。。。

明けて今日は国立、練馬、茅場町と移動だけでクタクタ。
でも天気がよかったし、国立の大学通りの落ち葉はステキだったし、お客様ともたくさんお話ができて楽しい2日間でした。

帰りに東京駅直結の大丸でお目当ての「麻布かりんとう」と「シュガーバターの木のラスク」を買って新幹線に乗りました。
「ねんりん屋のバームクーヘン」は長蛇の列で断念。

まい泉のかつサンドを新幹線の中で食べて、あとは終点まで爆睡。
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私の留守中、JILLは次女と仲良く寝たらしく、今日も帰ってきたら2階のソファでくつろいでいました。

最近、下のリビングでおばあちゃんと次女がバレーボール見ていると、テレビからのにぎやかな歓声が苦手らしく、必ず逃げて2階にやってきます。

家に帰ってきたらいつもと何も変わらず(あたりまえだけど…)明日もまた弁当作りもあるし、普通に会社だし…早起きしなくちゃ~。

あっという間の2日間だったけど、お留守番ありがとう~。

2011年11月 8日 (火)

読書の秋 その4

Photo 東野圭吾のガリレオシリーズ第4弾「ガリレオの苦悩」を読みました。

テレビドラマでお馴染みの湯川助教授とその友人、草薙刑事、そしてその部下の女刑事の内海薫。
この3人の微妙なバランスと会話の掛け合いがいい。

短編が5作入っているのですが、どれも物理学者が興味をそそるトリック!?が満載。
理科はとっても苦手な私ですが、とてもわかりやすい説明で何となく仕組みがわかったような気になります。

今回は湯川教授とゆかりのある人物が容疑者となる作品が2作入っているのですが、「操縦る」はなかなかいいラストで、ちょっとジーンときました。

いずれにしろ、前回と同じキャストでのドラマ化してくれないかと密かに期待しているのですが、5話ではドラマ化には足りないだろうから、もう5話分を早く書いて欲しいなぁ~。

Photo_2 もう1冊、ずっと気になっていたのですが、ようやく中古を見つけて購入した今邑彩の「ルームメイト」。

大学進学で上京してきた春海はアパート探し中に不動産屋で同じく部屋探しをしていた麗子と出会い、ルームメイトとして一緒に暮らすことを決める。

お互いの事を干渉しないという取り決めで、快適に暮らしていた春海たちだったが、突然麗子が失踪。
麗子を行方を追ううちに、彼女が偽名で年齢も偽っていたことが発覚…そして麗子の死体がみつかる。。。

彼女はいったい何者だったのか…、

ネタばらしになりますが、テーマは多重人格。
この本の中で何度も「24人のビリー・ミリガン」の話が登場します。
ビリー・ミリガンは話題になった時にわたしも読みました。
あの頃は多重人格を取り上げた作品がたくさんあったのを覚えていましたが、この「ルームメイト」もそのひとつだったようです。

ただ、途中で犯人は○○だなって分かったつもりでいたのですが、実はまったく違う結末にビックリ。
未だ「面白いミステリー」に名を連ねているのが理解できました。

で、面白いのは作者のあとがきに、「ラストの後味が悪いと酷評があったので、文庫化するにあたり、ここで終わりにしようと思いましたが、やはり載せることにしました。後味の悪さがイヤな人はここでやめてください」みたいな事が書かれてありました。そんな事書かれていれば、なおさらその先が気になり、もちろん読みました。

確かにあまり後味のよい終わり方ではなく、いったいこれからどうなるのだろう?と逆に気になってしまう終わり方。
そーいう意味でも「面白いミステリー」だと納得できた1冊です。

2011年11月 2日 (水)

階段をブロック

111102jill001 今朝のJILL。

最近、朝から2階のリビングにやってくるJILL。
以前は決して階段を上ってくることはなかったのですが、ここ数ヶ月、気がつくと2階のソファに何でもない顔してJILLがいる。。。

音も立てずに上がってくるので油断ならない。
上がってもひとりで降りることができないから、結局誰かが抱っこして下へ。
で、またこっそり上がってくる。

レニーは後ろ足が弱いこともあり、階段は苦手。
必死にあがってきても、カリカリ音を立てて危なっかしい。
本人も怖いみたいで、めったにひとりで上ってくることはない。

今は涼しくなったからいいけれど、誰もいない日中に2階にいたら大変。
トイレも水も用意していないし、何より落ちてしまったら…と、しばらくはティッシュ5個入りの箱やダンボールでガードしていたのですが、それだと人間がまたいだり、移動させるのが大変。

111102jill006 見た目もよろしくないので、ネットでガードを購入しました。
お手頃価格で組み立ても簡単。
のわりにしっかり自立して倒れることもない。

ダンボールの時は前足やつぶれ顔で押して、隙間を作って上ってきたJILLですが、さすがにこのガードにはやられたようです。

子どもたちや私たちが留守の時間はしっかりガード。
それでも開けているときはすかさず上ってくるJILL。
2階にきて何があるわけでも、遊べるわけでもないけど、レニーがいなくてひとりで静かにくつろげるのがいいみたい。

そして何より大好きなパパちゃんの側にいたいらしい…。

それはそれで可愛いヤツではあるけれど、色んな意味でワガママ娘。

111102jill009 一方、普段は落ち着きのないレニーだけど、フリーで外に出ても勝手にどこかへ行くこともなく、呼べばすぐ側にくる。

叱られればしょんぼり落ち込む、トイレもはみ出すことなく完璧…と全てにおいてお利口なのはレニーの方です。。。

「あたちはJILLねえちゃんみたいにワガママじゃないもん」 byレニー

2011年11月 1日 (火)

読書の秋 その3

Photo 東野圭吾の作品を立て続けに4冊読みました。
(正確にはその間に違う作家の本も3冊読んだのですが…)

読書仲間の友人から借りた「嘘をもうひとつだけ」は、連作小説集。
どの作品もキーワードは「嘘」。その嘘を見破るのがさりげなく登場する加賀刑事。
犯人の言葉、何気ないしぐさを見逃さず、真相にせまっていく様子は連続テレビドラマに向いているような感じがします。
そう、ガリレオシリーズや古畑任三郎シリーズのように…。

ただ、どの嘘も凶悪な犯罪を隠すためのものでも、計画的なものでもなく、仕方なく、誰かをかばうため、何とか隠し通したい…という悲しい背景があり、ちょっぴりせつない気持ちになりました。

Photo_3 一緒に借りた「流星の絆」は少し前にテレビドラマ化された話題の作品。(私はドラマは見ていませんでしたが…)

仲の良い3人兄妹。しっかりものの兄、少しドジだけど優しい次男、可愛い盛りの妹。
しし座流星群を見るために深夜に家を抜け出した子どもたち。流星は雨で見ることができず家に引き返すと、洋食屋をいとなむ両親が惨殺されていた。

施設に引き取られ、つらいみじめな思いをしながら大人になった3人。
生きるために詐欺を繰り返す生活の中で、忘れられない事件の犯人と思われる人物に出会う…。

犯人を追い詰めるために仕掛ける罠、思いがけない誤算、そして驚愕の結末…。
東野ファンの方々のレビューを読むと、「少しものたりない」「3兄妹の絆が強調されすぎ」等々、厳しいコメントも見かけましたが、私はとても面白かったと思います。

Photo_4 お借りした本の最後が「幻夜」。
792ページ、文庫なのに1,000円という大作。

阪神淡路大震災の夜に衝動的に殺人を犯してしまった男、雅也。
それを目撃したひとりの美しい女、美冬。

やがて男の弱みを握った女は、男を意のままにあやつり、騙し、自らの野望を成し遂げていく…。

すごい悪女です。そして強く賢い女に振り回され続ける男たちが悲しい…。

東野圭吾の代表作とも言われる「白夜行」の続編だと知ったのは、読み終えてからでした。。。
といってもこれ1冊でも十分すぎるほどハラハラしながら楽しめましたが…。

Photo_5 しかしやはり「白夜行」を読まないわけにはいけません。
ブックオフに出向いて、すぐ「白夜行」を購入。
こちらはさらに100ページ増の864ページ、分厚い文庫で持ち歩くのが少し大変でした…。

時代は昭和。空きビルで殺されていたのは質屋の主人。
不審な点の多い事件は犯人と思われる男の死で迷宮入りとなる。

質屋の息子、亮司と容疑をかけられた女性の娘、雪穂。
二人の子どもたちの小学校時代から19年後までを時代の背景とともに描いた作品。

母子家庭だった母の事故死で裕福な女性に養女として引き取られた雪穂。
美しく、賢い少女はやがてその本性をあらわにしていく…。

そしてそんな彼女の影に見え隠れするひとりの男。。。

亮司と雪穂のつながり、関係を見つけ出したひとりの老いた刑事。
過去の事件の真相に少しずつ近づいていくのだが…。

この作品の魅力は、主人公である雪穂と亮司の心情がいっさい書かれていないこと。
周囲の人間たちの言葉や行動からしか二人を想像できない。

なぜ雪穂はここまで冷淡な女になってしまったのか、そして亮司はなぜそんな雪穂の影として生きてきたのか。彼女の目的は、彼の気持ちは…。

この作品のレビューのいくつかに、宮部みゆきの「火車」の新城喬子を思い出すというコメントがありました。
「火車」は私も衝撃を受け、宮部みゆきファンになった忘れられない作品。
そのラストは、最後の片ページを隠して読みたくなったほどの名シーンです。

確かにこの「白夜行」のラストも「火車」に似た感があります。
張本人たちの本心がまったく語られず、ハッキリとた真相や結末を迎えることなく、後を引くような終わり方をしています。

いずれにしろ、その後の雪穂⇒美冬、そして彼女の本心が気になって仕方ありません。
ぜひ続編を書いて欲しいと願う作品です。

余談ですが、「白夜行」を読んでから「幻夜」を読むというのが普通なのでしょうが、私は何も知らず「幻夜」を先に読んでよかったと思っています。
「白夜行」を先に読んでいたら、「幻夜」の最初に登場した美冬を、これが悪女=雪穂のその後なんだと先入観を持ってしまい、次々と行う悪行に驚くことがなかっただろうと思います。

さて次は大好きなシリーズの最新作「ガリレオの苦悩」に取り掛かりますか。

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