« 階段をブロック | トップページ | 出張 »

2011年11月 8日 (火)

読書の秋 その4

Photo 東野圭吾のガリレオシリーズ第4弾「ガリレオの苦悩」を読みました。

テレビドラマでお馴染みの湯川助教授とその友人、草薙刑事、そしてその部下の女刑事の内海薫。
この3人の微妙なバランスと会話の掛け合いがいい。

短編が5作入っているのですが、どれも物理学者が興味をそそるトリック!?が満載。
理科はとっても苦手な私ですが、とてもわかりやすい説明で何となく仕組みがわかったような気になります。

今回は湯川教授とゆかりのある人物が容疑者となる作品が2作入っているのですが、「操縦る」はなかなかいいラストで、ちょっとジーンときました。

いずれにしろ、前回と同じキャストでのドラマ化してくれないかと密かに期待しているのですが、5話ではドラマ化には足りないだろうから、もう5話分を早く書いて欲しいなぁ~。

Photo_2 もう1冊、ずっと気になっていたのですが、ようやく中古を見つけて購入した今邑彩の「ルームメイト」。

大学進学で上京してきた春海はアパート探し中に不動産屋で同じく部屋探しをしていた麗子と出会い、ルームメイトとして一緒に暮らすことを決める。

お互いの事を干渉しないという取り決めで、快適に暮らしていた春海たちだったが、突然麗子が失踪。
麗子を行方を追ううちに、彼女が偽名で年齢も偽っていたことが発覚…そして麗子の死体がみつかる。。。

彼女はいったい何者だったのか…、

ネタばらしになりますが、テーマは多重人格。
この本の中で何度も「24人のビリー・ミリガン」の話が登場します。
ビリー・ミリガンは話題になった時にわたしも読みました。
あの頃は多重人格を取り上げた作品がたくさんあったのを覚えていましたが、この「ルームメイト」もそのひとつだったようです。

ただ、途中で犯人は○○だなって分かったつもりでいたのですが、実はまったく違う結末にビックリ。
未だ「面白いミステリー」に名を連ねているのが理解できました。

で、面白いのは作者のあとがきに、「ラストの後味が悪いと酷評があったので、文庫化するにあたり、ここで終わりにしようと思いましたが、やはり載せることにしました。後味の悪さがイヤな人はここでやめてください」みたいな事が書かれてありました。そんな事書かれていれば、なおさらその先が気になり、もちろん読みました。

確かにあまり後味のよい終わり方ではなく、いったいこれからどうなるのだろう?と逆に気になってしまう終わり方。
そーいう意味でも「面白いミステリー」だと納得できた1冊です。

« 階段をブロック | トップページ | 出張 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 階段をブロック | トップページ | 出張 »