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2012年8月18日 (土)

大地の芸術祭2012

Img_3063今年も行ってきました。大地の芸術祭。

3年ごとに十日町、松代、川西、松之山、中里、津南…越後妻有地区で開催されるアートトリエンナーレです。

1日では回りきれない広大なエリア。
今まではポイントー絞って家族で行っていましたが、今年は何度か足を運ぶつもりで、昨日は2回目の来場となりました。

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まずは8月5日に行った第一弾。
十日町地区の作品です。

6年前は娘たち二人を連れて家族4人で出かけました。
3年前は長女だけついてきて3人で。
そして今年は娘たちはあっさり「行かなーい」と…ダンナさまと二人旅となりました。

まぁ、それはそれで身軽であちこち回れてよかったのですが…。

Img_3184十日町ではメイン会場の現代美術館「キナーレ」からスタート。

トップ画像は今回の目玉作品となっているクリスチャン・ボルタンスキーの「No Man's Land」という作品。
巨大なクレーンで積み上げられた古着の山。ドンドンという音が会場に響き渡り、何ともいえない圧倒感を感じます。

他にも室内の装飾すべてが金色に塗られた茶室やワイヤーが張り巡らせされた民家、閉校した集落の小学校とその周辺が丸々会場となっている「絵本と木の実の美術館」、森山大道、石川直樹などの迫力ある写真が展示されている「アジア写真映像館」などを回ってきました。

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第二弾の来場となった昨日も快晴。
5日もかなり暑かったのですが、昨日も残暑厳しく朝から太陽が照りつけていました。

8時すぎに家を出発して、まずは十日町下条駅前の「茅葺きの塔」とその周辺にあるフィリピンの建築物を鑑賞。

お盆休み中ということもあって、朝からかなりの人が集まっていました。
地元のおじいちゃんが「どら、俺が説明してやるからこっちきなせ〜」と作品の説明をしてくれたのが良かった〜。

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この日は松代の農舞台でランチを予定していたので、すぐに途中の川西エリアへGO。
メイン会場の「ナカゴグリーンパーク」は今まで行ったことのない場所。

広いゴルフ場と公園に点在する作品。
ここでは6年前に建築されたジェームズ・タレルの「光の館」が有名。
写真は載せていませんが、茶室にもなっている座敷で仰向けになり、可動式の天井を見上げる。

昼間だったので青空と雲を眺めることができました。
夕暮れの空の色の移り変わり、満天の星空、夜明けの空…これらは宿泊客対象のプログラムになっているとか。

家屋には大浴場もあるので、ここでの宿泊は自然の醍醐味を味わえそうです。。。

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他にも広い敷地に建設されたファンタジックなウサギやロバ、鳥男がいる「レイチェル・カーソンに捧ぐ4つの小さな物語」

ジュートという布地に泥を塗って作ったドーム型のシェルターに水桶に鏡を入れて太陽の光を反射させて変化する虹を楽しむ「レインボーハット」などがありました。

そうそう、この「ナカゴグリーンパーク」はドックランがありました。
涼しくなったらJILLたちを連れてこなくちゃ〜。

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小高い場所から空と大地を撮影。
雲の高さを見るとやはり秋が近づいているのがわかります。
が、暑かった〜。
飲んでも飲んでも汗になって出ていく。

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川西エリアを後にして、松代エリアに移動。
「農舞台」に到着したのがちょうどお昼時。

ダンナさまが「今日は農舞台でランチしたい」と言っていたので、水色にアートされた「カフェ・ルフレ」でバイキングランチ。
ご覧のように、地元の野菜や玄米を使ったヘルシーでナチュラルな品ばかり。
普段からお義母さんの採れたて野菜を食べている私たちには、特に珍しいメニューではありませんでしたが、きっと都会から来場した人たちには、何よりものご馳走だったと思います。

地元のお母さんが作ったと思われる漬物や惣菜はどれも懐かしい味。
私が飲んだ赤じそジュースもここオリジナル。

室内が水色に塗られているだけで、心なしか涼しく感じるから不思議。
芸術祭が終了しても週末はカフェとして通年営業しているらしいので、またぜひ訪ねてみたいと思いました。

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食事の後、農舞台内外に展示されている作品を鑑賞。
「里山アート動物園2012」と名付けられた企画展になっていて、愉快で不思議な様々な動物が展示されていました。

私が気に入ったのは、屋上に並べられていたこの陶器!?でできた不思議な物体たち。

両手で持てるくらいの大きさなのですが、表情がユニークで可愛い。
とてもよくできていて、集団だったり、個々に並べてあったり…。

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室内にも様々な作家が思い思いに表現した動物たちがたくさん。

大きなアルマジロに大きなウサギの顔、絵画作品やフワフワの立体物、
銅のような硬い素材で作られたものもありました。

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「もののけ姫」に登場した山犬のような大きなこの作品はカッコよかった〜。

写真では分かりにくいですが、大人が乗れそうな大きさです。

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腐敗した動物を表現したこの作品も存在感タップリ。

映画の世界から出てきたようなリアルなゾンビのようでした。

これは夜、出会ったらマジに怖い。。。
もう一体、白いヤツもいましたよ。

屋外にはちょっと変わった形のキリンや羊、象、ピンクの水神もいました。

農舞台の周辺は子どもたちが乗れるヘンテコな乗り物があったり、おばあちゃんたちが麦茶をふるまってくれたり、とってものんびりした雰囲気が漂っていてすごくイイです。

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ここでは棚田を使ったイリヤ&エミリア・カバコフの「棚田」や世界の草間彌生の「花咲ける妻有」といった有名な作品も見ることができます。

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「農舞台」からスタートして、山道を案内に沿って歩いて登ると、そこにも次々と作品が登場。

暑くて汗だくになりながらの散策でしたが、少し風が吹くとそれだけで涼しく感じられて、日本の夏を満喫している気分になりました。

巨大な色えんぴつが吊り下げられていて、風が吹くとユラユラ揺れています。
一本ずつ国の名前が書かれていているのがいい。

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「関係ー黒板の教室」は、床、机、椅子、壁…すべてが黒板素材になっていて、どこにでも好きなように落書きができます。

ここでも子どもたちは楽しそうにカキカキしていました。
私もコッソリ机の隅っこに落書きしてきたよ。◯◯参上〜って(ウソ)

松代は他にも見たいところがありましたが、離れた場所だったので今回は断念。
松之山地区へ移動。

途中の山道にポツリと建っていたドーム型の「リトル・ユートピアン・ハウス」に立ち寄りました。
室内はカラフルな色で塗りつくされていて、俳句やことわざが書かれています。

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松之山では以前も尋ねたことのある「森の学校キョロロ」へ。
ここは男の子が喜ぶ場所。
カブトムシやクワガタといった昆虫と木の工作ができる、まさに「森の学校」なのです。

6年前に訪れた時は、ここで次女が工作に挑戦。作ったトナカイを夏休みの自由課題として学校に持っていったのを思い出しました。。。
あれは確か低学年の頃の話…年月が経つのが早い…。

そんなこんなで、今回キョロロは私たちにはあまり魅力的な展示はありませんでしたが、すぐ近くの「美人林」は良かったです。

静かな森。中に入ると空気が澄んでいて、マイナスイオンを体いっぱいに感じられる。
すごく不思議な空間。
フワフワの落葉の土、今度はJILLたちを連れてきて歩かせてあげたいな。

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松之山地区は、地区全体に作品が点在しているので、車を走らせて部落を間を移動しなくては行けません。

より効率良く回りたいと思いながらも、山道は細く通れない場所もあるので、面倒でもわかりやすい道を行ったりきたり…。

写真はないですが、三省ハウスは懐かしい木造の小学校を宿泊施設として活用したもの。
中にはカフェやお土産屋さんがありました。

写真は現代アートの建築物「オーストラリア・ハウス」の内部。
壁に鏡とネオンを使った大きな作品が展示されています。

ここもかなり奥まった集落の一角。
訪れた人の中には建築関係者らしき人もちらほら。
この建築物について「あーだ、こーだ」とウンチク話をしていました。。。

Img_3464この大地の芸術祭はかなり奥まった集落に点在する作品が多いので、日が暮れる前に閉まってしまうのが殆どです。

本当はこの後に見たいと思っていた所もあったのですが、時間が気になり、行ってみたかった「家の記憶」と「最後の教室」に向かいました。

「家の記憶」は古民家内に糸が張り巡らされた蜘蛛の巣のような作品。(写真ナシ)
「最後の教室」は廃校になった小学校の体育館、廊下、教室を使った「人間の不在」を表現した美術館と紹介されていました。

Img_3473入り口から入った真っ暗な体育館にはワラが敷き詰められており、数十台の扇風機が回り続けている。

その様子をステージから見下ろすと何とも不気味で不思議な感じ。。。
タテ写真は体育館から校舎に向かう廊下。
吊り下げられた電球の奥には大きなライトが…。
そして廊下には「ドクン、ドクン」と心臓音が鳴り響く。
かなり怖い感じ…そう、学校そのものが生きているみたいな…。

心臓音は理科室から聞こえていて、他の教室でもちょっと不気味な展示が。
泣いていた子どももいました…。

「最後の教室」を出たら夕方の5時。
外も少し暑さが和らいでいました。

せっかくここまで来たので、帰りは小千谷を回ってヒグマ本店でラーメンを食べて帰ることに。
ナビわ設定していざ小千谷へ…。

Img_34741時間ほどのんびり走り、6時半頃到着。
が…なんとお休みではないですかぁ〜。
大・大・大ショック。
車の中で私は醤油。ダンナは塩。ネギ増し、麺固め…なーんて話しながらきたから、すっかり気分はヒグマ一色に。。。

こうなると、大急ぎで戻って女池店に行くしかない!
念のため女池店に電話して、営業時間を確認。
高速で帰れば十分間に合う。

ということで、7時半にはめでたくヒグマのラーメンにありつけました。。。
めでたし、めでたし。

大地の芸術祭にはあと1回行こうと思っています。
まだ回っていない地区もありますし、今回見送ったところもあるので。
次は少し涼しくなった9月に行こうかな。

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コメント

暑かったでしょう〜?!
りりもんさん達は、こういうアート作品が好きなのですね♪
じゃぁきっと金沢の21世紀美術館とか面白いかも!さくっと2時間半くらいで行けますよ♪(長岡からだと)

しっかし今コメントを打っていたらばひっどい雷が鳴り
(今日の甲子園並みの)停電!
もちろんエアコンは切れ、すぐ電気はついたけどエアコンは
もちろん人間が電源入れなきゃ切れっぱなし。。。。家にいて良かったです。
これがどこかへ出かけていて停電にも気がつかなかったら
BanZorroが危なかったですよ。。。ほぉ〜怖い。
女池のヒグマって本店のヒグマのネギ増しのネギの切り方が
違う〜。けども一番本店に味が近いとか言いますよね〜。

次回は是非ともリベンジを!!

BanZorro mamaさま

アートは私よりもダンナが大好きなのです。
ヘンテコなものであれば、あるだけ(笑)。
大地の芸術祭は作品数が多すぎて、全部見ることは不可能。
車停めてから、延々と山道登って「コレ!?」っていうハズレ作品も結構あるし…。
通りすぎて何度もUターンしたり…。
まぁ、そーいうのが楽しかったりするんだけど。

金沢の21世紀美術館はぜひとも行ってみたい場所。

この時期の停電、怖いですよね。
ワンコひとりで留守番させている同僚たちは、いつもそれを心配しています。

明訓は残念でした。
アルビも今日は負けました。
明日で夏休み終了。はぁ〜長いようで短かったよ。

ヒグマ本店は次回リベンジしまーす。

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